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第13話 R18

「やだ、律……なに、する……」 「雪が素直になるようにするだけだよ」  俺は女性との経験は多い方だと思うが、勿論、同性との経験はない。  自分と同じものがついている体にこれだけ興奮するのは、雪だから。  雪の幼い性器を口に含むことにも欠片の抵抗もない。 「あっ……あっ……あ……」 「雪、このまま全て出して……」 「やだ、ダメ……律、離して、離し……あ、あああっ……」  雪は俺の口内で果て、俺は雪が放った精液を残さず飲み干した。 「……雪、答えを教えて?」  重い不安を抱えたまま、ありったけの願いを込めてもう一度雪に聞いた。 「……その前に……答えを言う前に……続きして欲しい……」 「……雪……でも……」 「律の全てが欲しいから……お願い……」  そんなことをそんな可愛い顔でねだられたら、もう我慢なんてできない。 「雪……」  俺は最後の理性を捨て、雪の上に自分の体を重ねた。 「痛かったら言って、雪」  指でトロトロになるまでに蕩けさせた雪の小さな孔に俺は自分の雄をあてがい、ゆっくりと挿入していく。 「あ……っ……律……律……」  狭い場所を押し広げて雄が入っていくと、雪は大きく体をのけ反らせた。 「痛い……? 雪……?」 「だいじょぶだから……もっと……っあ……」  俺の性器が雪の中に根元まで埋まり、二人は完全に一つになった。 「……雪の中、すごく気持ちいい……」 「……律……」  雪の大きな目にたまった涙を吸い取ってやりながら、俺は緩やかに彼の中を突き上げた。  その突き上げがイイ所へ当たったのか、雪が甘ったるい嬌声を漏らし、中が俺の雄を締め付ける。  俺は雪への思いのまま華奢な体を何度も何度も突き上げた。 「ああっ……だめ……そこ、やだ……律っ」  狂ったように善がり声をあげる雪に煽られて俺の突き上げるスピードも速くなる。 「雪……消えないでくれ……雪っ……雪……」 「律……消えたくない……律、律……あっ、ああ」  雪が俺の背中に爪を立て、大きく体を痙攣させ射精する。その瞬間、雪の内部がきつく俺の雄を締め付けて。  俺もまた息を詰めると雪の熱い内部で思いのたけを全て吐き出した。  俺の射精を受けて、またオーガズムを迎えた雪は意識を手放した。

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