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第8話
「ぁ、ああ…とも、くっ……んぁ、ああ、んッ」
とろけるような淫声で智紀の名を呼ぶ。愛しくてたまらない名前を、葵は何度も呼び続けた。
「――……乳首、いじめられて気持ちいいの?」
「んっ、気持ちいっ…もっと、いじめてっ……!!」
「じゃあ、きちんとおねだりできるよね?」
冷酷な薄ら笑いを浮かべ、智紀は葵の顎を取る。見下ろされた葵は、息を乱しながらその要求に悦んで答えた。
「ぼくの……いやらしい、雌乳首に……っ、いっぱいお仕置き、してくださいっ……!」
性奴隷のようにいやらしく、しかしどこか愉悦に満ちた声音で葵が求める。智紀は満点の答えを差し出してきた葵にキスをし、耳殻へと歯を立てた。
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