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隣人をデートに誘って下さい(1-D→2-A/2-D→3-A/3-C→1-A)
朔未「笑武くん、俺と一緒にカフェ巡りに行きませんか?お気に入りのお店に、笑武くんと行ってみたいなって前から思っていたんです…コーヒーを飲みながら、ゆっくりお話ししましょう…俺に、あなたの事を、もっと教えて下さい」
笑武『はい、喜んで!あんまり面白いエピソードは無いけど…朔未さんの事も教えてね』
笑武「あ、あの!玲司さん、俺とショッピングデートっていうのをして欲しいんだけど…ダメかな?玲司さんに俺の服を選んでもらいたいんだ、街を歩きながら気になる店に入って服探しなんてどう?…俺のこと玲司さん好みに着付けてくれたら嬉しいな、なんて」
玲司『いいぜ、たまには歩いて出かけるのも良いよな…俺好みにしていいのか?容赦しねぇぞ』
玲司「葵、たまには気分変わるトコ行こうぜ…ドライブに付き合えよ、見慣れた景色は落ち着くけど…知らない景色を観に行くのも楽しいもんだぜ…まぁ、俺としてはどこに行くかよりも誰と行くかが重要なんだけどよ…ほら、分かったら助手席乗れ」
葵『行き先は俺が決めてやる、病院だ、お前の頭を診てもらえ』
葵「おい、そこのホスト!良い提案だ、俺の機嫌を取ってみろ!それが仕事だろう?そうだな、まずはドルフィンが飲みたい…それにコヴァのチョコレートも用意して見せろ…今すぐにだ!それが出来れば、デートのひとつくらいしてやってもいい…フッ…用意出来れば、な」
善『いいよ、俺の部屋にあるからおいで…さあ、デートはどこに行こうか』
善「透流、久しぶりにサシで飲みに行こうか…良い店見つけたんだ、喫煙者に優しい個室居酒屋…理由は分からないけど透流と飲む時は素で居られる、夕を忘れて本音で話せる相手と時間は俺にとって貴重なんだ…頼むよ」
透流『やれやれ、お疲れ気味かい?付き合うけど、酔わないって約束してもらえる?』
透流「沙希君、俺の工房に遊びにおいで…教えてあげるから一緒に簡単なバングルを作ってみよう…世界にひとつだけの物を2人で作る…なかなかエモーショナルだと思わないかい?…欲を言えば出来上がった物を身に付けて貰えると、嬉しいな…きっと似合うよ」
沙希『へー、楽しそう!作る!付ける!』
沙希「なぁアストー、ゲーセン行こ!お前って意外とクレーンゲームとか得意なんだろ、位置とかアームの強さとか攻略したりしてさ…俺はそういうの苦手だから、やり方教えて!お前の事は苦手だけど、別に嫌いじゃないし…とにかく、お前と遊びたい気分なんだよ!」
アスト『貴方が僕と?明日は荒天ですね…良いでしょう!受けて立ちます!』
アスト「律紀さん、よろしければ僕とハーブ園に行きませんか…植物に囲まれている時間は人類の癒しになります、今の時期はセージが見頃ですね、アメジストセージの花言葉は家族愛…家庭的な貴方にピッタリだと思いますよ」
律紀『ああん!アストちゃんとハーブ園だなんてロマンティックだわ、楽しみね!』
律紀「花結ちゃん、レイトショーで映画でも観に行きましょ!映画館なら周りに気を張らなくても良いし、レイトショーなら日光が苦手な花結ちゃんでも出掛けやすいでしょ?うふふ、ラブシーンで気分が盛り上がったりしたら、そのまま…あら?花結ちゃん?なんで逃げるのよぉお!」
花結『非常に怖い思いをしました…途中までは、よかったと思います』
花結「梶本氏…自分は先程、古代遺跡のボス戦前でブーストモンスターに奇襲を受けてインベントリのアイテムを全て落としました…回収している間、囮になってもらえませんか?何もしなくて大丈夫です、ただ走ってモンスターの気を逸らして貰えれば…急いでください、時間経過で全ロスしてしまいます」
勇大『ああ、何を言ってるのかは分からんが…急ぐなら車で行くとするか…駐車場はあるのか?』
勇大「朔未、あんたを誘うのは蓮牙に悪い気がするが…俺の部屋に来てくれ、またオーナーに作った事がない料理を頼まれてな…いくつかあるから、試食を頼む…下心が無いと言えば嘘になる、コーヒーに合うかどうかも教えて欲しい…あんたの舌は経験豊富だろうからな」
朔未『ふふっ、お邪魔します…俺の舌で良ければ、使ってください』
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