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契りの後+α

洗面所のほうからくぐもった声が聴こえてくる 声の主は、奥さんであるなおのものだ 洗面所のドアは、全開 それに背を向けて脚を開き、少し腰を浮かせた状態で座っている その下で細い指が3本 何度も抽送を繰り返している このまま観ているのも悪くはないが、私が居るのに独りでしているのが少しだけ寂しい 声をかけると一目散に浴室のほうに入ってしまう 急いで閉まっていくドアの隙間に腕を差し込む 「あ!......いや、伊織。腕、痛いよ?」 「じゃあ、なーお。開けて......くれる?」 「やっ!いやっ」 可愛い...... 開けてあげたいけど、できないってところだろうか? 眉を下げていかにも困り顔をしている もうひと押しか...... 「歯形のところみせて?塞がったか診ないと......そこから、菌が入ったりしたら大変だよ」 「えっ、うっうん。じゃあ、診て」 「ここを開けて?」 そろーっとドアが開いた 「んっね、はいっ。どこか塞がってない?後ろのところは、自分じゃ分かんなかったから」 首筋の歯形を不安そうに見せる 数日経ってもう塞がって盛り上がっている箇所が多いが、まだ塞がってないところもある そこに口づけて舐めた 「えっ......伊織。しょっ消毒して」 「んっ、消毒してるよ」 「ちがっ!はっ、いお」 昨日の今日で彼の身体は、恐らく敏感なまま 独りで先程までシていたが、途中で声をかけたからイけずに終わった 腰を捩りながら、快感に堪えている 羽織っただけのシャツにしがみついて崩れそうになる姿にクる 仕草1つ1つが、ツボだ

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