3 / 43

お風呂で

伊織に傷痕を舐められて、蜜を滴らせる自分がいる さっきまで弄っていた入り口が切なさにヒクつくのが分かる 気づかれていないかどうか伊織の顔を見ようと上を向くと、キスが降ってきた お風呂場の入り口から再び奥へと追い詰められる 「んっ、伊織。濡れちゃうっ......」 そう言うと彼が、着ていたロンTを剥ぎ取り、自分の着ていた物も脱ぎ外へ投げた 少し身体を離して全身をみつめられる 「なっ......なにっ?」 「もう、濡れてる。なおは、我慢できる?」 「っ!......で、きなぃ」 ずるい わかってて、聞いてる 「指は......入れてたね?」 「いっ、いわないでっ!」 「じゃあ、挿れるよ。なお、壁に手を突いてお尻をこっちにつきだして」 言われたように伊織の方に腰をつき出すと、自然に開いた脚の間から蜜が溢れていく 近くにある鏡に映る自分と目が合う 口を半開きにして、物欲しそうな目をした僕 目を逸らしたいのにできない 「んっ、あっあぁいおのが挿入ってくる」 「ッ......いいよ、なお。柔らかくて締め付けがっ」 低くうっとりした声が響く 「んんんんっ!あ、だめっ......そんなこといったらぁ」 「感じちゃう?」 耳元でボソッと呟かれる 瞬間、ゾクゾクッと言い様のない快感が全身を貫く 「あっあっ耳っだめっっ!イッちゃ......あぁぁぁ!っいぃぃはっはっあぁぁっ」 「なおっ、すごっ......締め付けが......ちょっと緩めて出すからっ」 「いっ!出してっ出して出して出してっあっ――!んぃ~んっ」 ドクンッドプッ 伊織のモノが僕の奥で弾けた まるで生きているようにナカで蠢くソレを僕は、暫く咥えたまま快感に身を委ねた

ともだちにシェアしよう!