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お風呂で
伊織に傷痕を舐められて、蜜を滴らせる自分がいる
さっきまで弄っていた入り口が切なさにヒクつくのが分かる
気づかれていないかどうか伊織の顔を見ようと上を向くと、キスが降ってきた
お風呂場の入り口から再び奥へと追い詰められる
「んっ、伊織。濡れちゃうっ......」
そう言うと彼が、着ていたロンTを剥ぎ取り、自分の着ていた物も脱ぎ外へ投げた
少し身体を離して全身をみつめられる
「なっ......なにっ?」
「もう、濡れてる。なおは、我慢できる?」
「っ!......で、きなぃ」
ずるい
わかってて、聞いてる
「指は......入れてたね?」
「いっ、いわないでっ!」
「じゃあ、挿れるよ。なお、壁に手を突いてお尻をこっちにつきだして」
言われたように伊織の方に腰をつき出すと、自然に開いた脚の間から蜜が溢れていく
近くにある鏡に映る自分と目が合う
口を半開きにして、物欲しそうな目をした僕
目を逸らしたいのにできない
「んっ、あっあぁいおのが挿入ってくる」
「ッ......いいよ、なお。柔らかくて締め付けがっ」
低くうっとりした声が響く
「んんんんっ!あ、だめっ......そんなこといったらぁ」
「感じちゃう?」
耳元でボソッと呟かれる
瞬間、ゾクゾクッと言い様のない快感が全身を貫く
「あっあっ耳っだめっっ!イッちゃ......あぁぁぁ!っいぃぃはっはっあぁぁっ」
「なおっ、すごっ......締め付けが......ちょっと緩めて出すからっ」
「いっ!出してっ出して出して出してっあっ――!んぃ~んっ」
ドクンッドプッ
伊織のモノが僕の奥で弾けた
まるで生きているようにナカで蠢くソレを僕は、暫く咥えたまま快感に身を委ねた
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