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先のこと
昨夜、あんなに注がれて......妊娠とか、しないのかな?
お腹を擦ってみる
できてたとしても、まだわからないのだが......
「どうしたの、なお?」
「あ......ちゃ、できた......かな?」
「妊娠の心配してるの?」
伊織がベッドに座っている僕の隣にきた
「う......でき、たらっ。う......しぃ、な」
「なお、一生懸命結婚式の準備してくれてたよね?」
「ん」
僕の背中に回り込んで背もたれになってくれる
「今、妊娠させたらなおが体力的に耐えられる状態じゃない。私も様子をみて考えているから、赤ちゃんは......もう少し先かな?」
妊娠の心配はないと言われて伊織も考えてくれていることを嬉しく思う反面、少し複雑な気持ちになった
チュッと首筋にキスが落とされる
「......そのかわり結婚式終わったら、いっぱい子供作ろうか」
「!?」
「だから、あんまり私を煽らないでね。誘惑に堪えるの大変なんだよ?」
堪えてたんだ......
優しく下腹部を撫でられる
「もう少し私は、なおと恋人気分でいたいな」
「ぼ......くも」
「うん。子供が産まれても、私を構ってね?」
「もち、ろ......ん」
セックスレスでは、なかったらしい
よかったぁ~!
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