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後にも先にも永遠に
腕の中にある小さくて大きな愛しい人の存在を感じる
“伊織、あの女。精神的に破綻してたって弁護側がおしてたみたいだけど、借りてた倉庫から色々みつかったらしくてね。精神鑑定やり直し。結果出たら、色々ついて実刑くらうよ”
兄さん達からそんな報告を受けた
『ただ、羨ましかっただけなのよ。幸せそうなあなた方が。私も運命が欲しかったの。だって、私と貴方の子よ?それには、あの子がどうしても邪魔だった……』
馬鹿げた理由でなおを追い詰めた
社会的制裁を存分に受ければいいと思う
今後、家族の誰もあの女の名前を出さない
そう3人の話し合いは、結論を出して終った
明日は、結婚式だ
こんな暗い話題は、必要ない後にも先にも永遠に
「ん......いおりぃ......」
すがってくる可愛い奥様を抱き締めて眠りについた
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