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白い秘密兵器
カラードレスを身に纏った奥さんがモジモジしている
「なお、どうかした?」
「ガーターベルトがずれてムズムズする」
プリンセスラインのドレスを着ているため捲るのも一苦労
「私がしようか?変に痕がついてもいけないし......」
「そっ、それは......この中に潜るってことだよね?」
「そうなるね」
顔を真っ赤にして口の中でなにか言いながら私の腕を引っ張っていく
カーテンの影にきたところでドレスの裾を少しだけあげた
「はいっ......お願いします」
何枚も重なったレースを捲ってなおの脚にたどり着いた
......刺さってる?
妻の秘めた場所に白いなにかが刺さっている
よく観るとシルクのハンカチが丸めて刺してある
「伊織、直してくれた?」
「......ええ......なお、少し失礼」
えっ?となおの返事も聞かないまま
ナカから少し飛び出した白い布を引っ張る
あっ!いいぃぃぃぃはっ、んっ
布がヌチョッと音をたてて抜けた
コプリとそれに伴って溢れてきた蜜は、床に染みを作った
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