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第九章・13

「ぃや! や、や、や、伊織さま、それは。それは、やめておきましょう!」 「なぜだ」 「だって!」  だって。  恥ずかしい! 「嫌なら、私はこのまま眠ってしまうがね」 「そんな……」  駿は四つん這いになって、獣のように伊織に近づいた。  ダウンライトの光にぬめる、伊織の分身。  だめ。  僕、欲情してる。  発情しちゃってる。  駿は舌を伸ばし、伊織を大きく舐めしゃぶった。

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