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第53話 イジワル

「伊織……もっと奥…」 康太は腰を揺らしながら榊原を見上げた 「奥……どうしたいんですか?」 「……突いて……」 「突いてませんか?」 榊原は浅めに挿入して康太を焦らした 「伊織……んっ……そこじゃ……ゃ嫌……」 「何処なら気にいるんてす?」 「奥……もっと奥ぅ……」 「欲張りですね…」 「嫌い?」 康太は心配そうな瞳を榊原に向けた 「嫌いな筈などないです こんなに愛してるのに……」 焦れったい…… 奥まで欲しいのに…… 榊原は挿れてくれなかった 「伊織……欲しいんだ……」 榊原は康太の奥深くに肉棒を挿し込んだ 「……ぁん……イイっ……」 康太は榊原の背中に縋り付いた 「イジワルすんな……」 康太が甘えて榊原の胸に顔を埋めた 「……君が欲しがる所が見たかったんです……」 「オレは何時でも伊織が欲しい…… 確かめたいなら……イジワルしても良い……」 康太は許す 榊原の総てを許して愛すのだ 榊原は止まれなくなり康太の中を掻き回した 深く犯し…… 総て僕のモノになってしまえば良い…… 榊原は止まれなかった 康太…… 康太…… 愛してます 少しだけイジワルな日も…… 榊原の愛だった 康太は榊原の総てを受け止めて微笑んだ

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