瑞原 冬夜side お風呂に入ってベットの上で七瀬のことを待ってた。初めてでは無いのに緊張する。なんでだろ……。 「ごめん、待たせた？」 「うん。遅いです」 「キスマーク付けてもいい？」 「ダメです。何度も言いますが、好きな人以外には付けられたく無いです」 本当はつけて欲しい…。でも、また裏切られるのが怖い。あんな思いは二度としたくない。もう僕だけが一方的に好きなんて嫌だ……。キスマークなんてつけられたら、逃げられなくなる…。 「触るよ……」 「……っ、…はい……。…っ、…はぁ……んっ……そこ、……」 「くすぐったい？」 「……いえ、…っ………、ぁ……ッ！……」 「声出して……。そしたらもっと気持ち良くなる……」 耳元で艶のある低音で囁かれると、ゾクゾクする……。耳とか、首とか、鎖骨とか……その辺全部僕の弱いところ。数回、抱かれただけでバレてしまった……。 声だって、僕の好きな波長と音程で出してくる…。この声を聞くと途端に僕の身体は、僕の脳でコントロール出来なくなる……。彼の声に、指示に、……従ってしまうのだ。 「足、開いて……。触れない」 「……ッ！……、んっ、っーー……。やめっ……ああっ、…あっ、あっ……んんっ……ぁ……」 「気持ちぃ？」 「………ひぅっ……、あっ、……きも、ち……。あっ……イ、イくっ……ーーーっ！……はぁ…はぁ……」 「上手にイけたね……。ココ、パクパクしてるけど……？どうしたの…？」 抱かれるようになって既に変えられてしまった身体……。一度イくと、奥までついてほしくて後孔が疼く…。おかげで自慰も出来なくなって……。 「七瀬……、欲しい…」 「何が欲しいの？」 「……おちんちん、欲しい…」 「どこに？」 「僕のココ、…奥まで、突いて……」 「どこ？」 「アナルに欲しい……、七瀬の、おっきいの……おちんちん入れて……奥まで激しく突いて…」 恥ずかしいけど、ちゃんと言わないと絶対に入れてくれない…。意地悪だと思うけど、強請るのは結構好きかもしれない……。 今まで欲しいものを強請ったりして来なかっだから知らなかった……。欲しいものを欲しいと言ったら貰えるのは結構嬉しいものなんだなぁ…と実感した。言葉攻めっぽいのも好き……。支配されてる感が心地いい……。 「いれるよ……、俺が、"いいよ"っていうまでイッたらダメだから」 「……っ！！…やっ、ゆっくり……」 「聞いてる？イッたらお仕置きだからね」 「ん！！…わ、かったぁー、……わかっ、たからぁ……。ゆっくりぃ……」 ゆっくりって言ってるのに、僕の好きな速さで僕のものは扱かれて、軽くイッた…。後ろに入ってくるものは大きくて圧迫感があるから……。それをあまり感じないようにしてくれてるのは分かるんだけど…。入り切るまでに軽くて何度もイかされることになるから、辛い… 「今、イッたよね？…お仕置きだよ」 「……ひぃっ！……それ、やっ！」 「ダメって言ったのにイクからいけないんだよ？」 「ごめん、な、さぃ……、それだけは、…許してぇ………」 七瀬が持ってるのは尿道バイブ…。気持ち良くて、イけなくて、ヤバいやつ…。しかも今日のは激しい振動がくるやつ……… 「冬夜。よく見てて…。ココ、いい子だからちゃんとゴックン出来るよ…？」 「………ン、ﾝｯーー！！！！………アッ…ァッ………は、入って、…くるぅ………んん！！」 「うん。ちゃんとゴックン出来てるよ。ほら見て、最後まで入った」 「………うぅ…、んぅ………ブルブル、しない？……」 「冬夜がちゃんとイくの我慢出来たらしないよ」 そう言って、僕の中に一気に入ってきた…。最奥をドンって突かれて、身体にビリリッと快楽が走る…。………今、空イキした………。身体に熱が籠る感覚、イッた余韻も長く残ってる… 「イッた？」 「………イキました…」 「嘘をつかなかったのは偉いよ…。いい子だね。さぁ、頑張ろうね」 「………はぃ……」 「大丈夫、初めては振動弱くするから」 尿道に入れれたバイブが振動し始める…。両側から前立腺を刺激され、ずっと…、気持ちいい快楽が体を駆け抜ける。 僕のおちんちんイキたくてプルプル震えてる…。少し腰を持ち上げられて、接合部が見える…。本当に七瀬のが僕の中に入ってる………。付き合ってるわけじゃないのに、開発されて、もう七瀬が居ないとイけない…。 「んっ、んんっ！！………七瀬…、イキたい………あっ、あん、………んっ…ぁ………イ、イかせ、てぇ………ああー！…あっ、あっ………」 「………もうちょっと我慢してみよっか…」 「ひぃっ！！………あっあぁ！あっ！あっ！！………っんー！！んー！…あっ、あぁあぁぁっ！！………あっ、んーー！」 「そろそろ限界？」 「イ、イキた………ぁっ、あっ！……イ、………イキたい………あ、あっ………んんっ！」 「いいよ。一緒にイこ？」 最奥を突かれるのと同時にずっと入れられてた尿道バイブが引き抜かれる…。ずっと出せなかった精液は溢れ出した…。それなのに、搾り取るように扱かれ…、入り口をクリクリされ…。 「……偉いね。ちゃんと潮吹き出来て」 「…………はぁ………はぁ……」 「疲れ過ぎて喋れない？」 「……(コクッ)」 「寝ていいよ…。あとは俺がやっとく」 「あ、…が、と………ご、ぃ………す…」 潮吹きすると急激に眠くなる…。元々そんなに体力は無いから、限界になるのだ。七瀬に抱きついて、眠る………。暖かくて、気持ちがいいから…。 ちゃんと告白しないと……。七瀬の側は気を張らなくていいから凄く居心地がいい 「七瀬………好き…。つき、あって………僕の、恋人に……なって………」 「うん。いいよ………。ちゃんと恋人になろ…。冬夜の事大切にする………」 眠る直前、一番素直に言える時、ちゃんと言えた……。安心からか、凄くいい夢を見て眠れたのだった… Fin