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第六章・18
「そ、うま、さん。颯真さん、好き、です……ッ!」
「え……」
こんなに気持ち悦いのは、颯真さんに抱かれているから。
颯真さんが、大好きだから。
愛してるから。
「愛して、ます……ッ!」
振り絞るように、郁実はイッた。
その言葉に、その姿に、颯真もまた昇りつめた。
「俺も、愛してるよ。郁実ッ!」
受け止めてくれ。
俺の情欲を。
俺の、愛を。
俺の、郁実!
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