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お清め⑤
――僕の問いかけに2人は一瞬動きを止めたが、すぐにさっきの淡々とした感じに戻った。
「逃げ出したりなんてしませんよ」
「もう僕らはここでしか暮らせませんから。空さんもそうなりますよ」
「僕は…、絶対にここから逃げ出す…」
空は小さく言った。
それは2人に向けてというより、自分に向けた言葉だった。
「では、ペニスの方も洗いますね」
ナギサが空のペニスを掴んだ。
「あれ、少し勃起していますね?やっぱり感じやすいのですね」
「ちょっと頭が見えてきましたね。あ、すごく綺麗なピンク色…」
「これがAAAランクのペニスか…」
2人は、AAAランクである空に興味津々な様子だった。
「やっ…、そんなじっくり見ないで…っ、洗うんでしょ?は、早く洗って…っ」
純粋な視線でペニスを観察され、空は恥ずかしくなった。
これ以上見ないで欲しくて、とっさに洗う事を促したのだ。
「あぁ、失礼しました。あまりに美しいペニスだったのでつい。では洗わせていただきます。」
ボディーソープで泡立った手で空のペニスを包み込み、丁寧に洗い始めた。
「ん、はぁん、ぁん…」
竿も裏筋も玉袋も、優しく柔らかく洗われ、感じやすい空はどうしても甘い声をあげてしまう。
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