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弄ばれる体⑨

「あぁ、私の空。かわいそうに。」 オーナーは空に近付いた。 「…んぁ、ゃ、おねが…っ、外して…っ」 空は虚ろな目でオーナーに言う。 オーナーはゴクリと喉を鳴らすと、尿道の棒をゆっくりと抜いていった。 「んぁ、やぁぁんっ!」 棒を抜いた途端、空は白濁を吐き出し、オーナーの顔に もかかった。 「空くんの精液…」 オーナーは呟くと、顔にかかった精液を手に取り、余すことなく舐めた。 「や…」 それを見た空は恥ずかしさに目をそらした。 オーナーは乳首についたバイブのスイッチも止め、外した。 腕の拘束も解いた。 空はようやく自由になった自分の身体を隠すようにベッドの端へ移動し、内股で座り込み両腕で身体を隠した。 散々弄られ、体力を消耗した空は、顔を赤らめて、ハァハァと必死で息を整えていた。 「酷い目に合ったね、空くん。大丈夫かい?」 オーナーは、空の頬に触れようと手を伸ばすが、空はその手を振り払った。 「…触らないで…」 「空くん…?」 「僕に触らないで…!」 空はキッと潤んだ目でオーナーを睨んで言った。 「…もうやだ、こんなの…。大人はみんな僕にエッチなことばっかり…っ…もうこんなところいたくない…!帰りたい…」 空は目に涙を溜めて言った。

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