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恥辱①
レオの部屋を出た空は、自分の部屋ではなく、島田の部屋へ連れて来られていた。
島田の部屋には、空が見慣れないような様々な調教器具が置かれており、空を怯えさせた。
部屋について程なく、空は靴下以外の衣服を剥ぎとられ、天井から伸びた手錠により、両手を頭の上で拘束されていた。
「ふふ、気分はどうだ?」
島田の問いかけに、空は顔を赤らめながらもぷいっとそっぽを向く。
「反抗的だな。何でも言うことを聞くと言っただろう?」
「…脱がされても抵抗しなかったじゃん…」
空は今にも消えてしまいそうな震える声で言った。
「まぁな、態度くらいは大目に見てやるか」
島田がゆっくりと空に近付く。
「…ゃ…来ないで…」
空はさらに小さな声で言った。
覚悟はしていたが、いざ裸にされ縛られてしまうと、何をされるのかわからない恐ろしさでいっぱいだった。
「そんなに怖がるなよ」
島田は空の背後に回ると、目隠しをした。
「…や、なに…見えない…っ!」
「そりゃ、目隠ししたからな。」
靴下以外を脱がされ、両手を頭上で縛られ、視覚さえも遮られる。
空は内股にして必死で股間を隠しながらも見えない恐怖と見られている羞恥に震えていた。
「さて、なにからしようか」
島田はニヤリと笑いながら言った。
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