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恥辱②
「やっぱお前、いつ見ても綺麗な体してるよなぁ」
島田は舌なめずりをしながら、空の体を爪先からてっぺんまで舐めるように眺める。
「いやぁ…見ないで…」
空はあまりの恥ずかしさに声を震わせる。
目隠しをされて周りが見えない事により、余計に怖さと恥ずかしさが倍増していた。
「お前、脇ほんとにツルツルだよなぁ。もう17歳なのにな」
「…やだぁ…」
空は周知と屈辱に泣きそうな声を出す。
「たまんねぇな」
島田は空の背筋を上からスゥーッと撫でた。
「ひぁっ!やだっ」
空は身体を捻って嫌がる。
「ふふ、見えないってのは怖いだろ?」
島田はニヤニヤしながら言った。
「…目隠し…外して…」
空は声を震わせながら小さく言った。
「お前、何度も言わすなよ?何でもするんだろ?こんくらいで音を上げんなよ」
島田は叱るように空の縦長の臍の窪みに指を突き立てる。
「やぁん、そこやぁ…っ」
「どこをイジられるかわからないのが、余計に怖いだろ?どうせだからこの状況を楽しませてもらおうか」
島田は、空から距離を取った。
「…な、なにするの…?」
空は、どこにいるかわからない島田に対して問いかける。
「空、俺が今、お前の体のどこを見てるかわかるか?」
島田は空に問いかけた。
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