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恥辱⑨
島田は空の目に溜まった涙を指で拭い、じっと見つめた。
空は嫌悪感から顔を背ける。
「お前、オーナーのことが好きか?」
突拍子もない質問に空は少し驚くが、
「嫌い!」
とすぐに言い放った。
「そりゃそうだろうな。お前はレオが好きだからな。」
またはっきりと言われ、空は頬を赤らめて俯く。
「なぁ空、俺と付き合えよ」
「…えっ…」
さらに突拍子もない事を言われ、思わず聞き返した。
「最初は可愛いのが入ってきたなくらいにしか思ってなかったけど、今はお前の事を俺のものにしたくて溜まらねぇんだよ。なぁいいだろ?」
いつもヘラヘラしている島田の真剣な表情に空は身震いした。
「…本気で言ってるの…?僕に…僕にこんな恥ずかしい事ばっかりして、本気でそんな事言ってるの!?信じられない!」
空の瞳は嫌悪感に満ちていた。
「はっ、まぁそうだろうな。少しでも可能性があるかなと思って言ってみたんだよ。しょうがねぇな」
島田は空に近付くと、萎えた性器をきゅっと握りこんだ。
「やぁん!触らないで…っ」
いきなりの刺激に空は体を震わせる。
「俺なりのドSなやり方をさせてもらうぜ?好きって言うまで責めまくってやるよ」
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