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第8話
「そんなわけないじゃん笑笑」
「そぉかな…?」
急に言われてびっくりした。
まだバレちゃいけないんだ。
「席つけ〜」
先生が来てくれて助かった。
自分の席に戻ろうとすると視線を感じてその方向を見る。
理久がこっちを睨んでいた。目が合うとすぐそらされたけど…
睨まれる理由が全くわからない…
ほんとに僕は理久のことが分からないよ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この日は午前中で終わった。
午後は部活動見学してもいいらしいが、理久と離れたくてすぐ準備して教室を出る。
あいつが僕を見てるとも知らずに…
「幸樹…」
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