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柊生の放ったモノを 和真が飲み込む度 喉がグッと鳴って、柊生の尖端をぎゅうっと しめつける。 「…ぅ…カズ…!」 その蠕動に飲み込まれるように 柊生は何度も射精して、起こしていた体を バッタリと倒し、、脱力した。 和真は柊生が全て吐き出すまで ゆっくり動き続けて 最後は吸い付くような キスの音を残してから むくりと起き上がった。 ー 全部口に出しちゃった… 恥ずかしさと、心配。 「カズ…だぃじょう…ぶ?」 胸を上下させて呼吸しながら柊生は和真を見上げた。 和真は目を閉じたまま、どこか恍惚とした表情を さらして、柊生の目を見ながらゴクリと音をたてて 飲み込む姿を魅せつける。 「…スッキリした?」 手の甲で唇の下を拭いながら ニッコリ笑ってそう聞かれ 柊生は赤べこのように、ただただ何度も 頷くしかなかった。

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