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第三章・8

「あ、んくぅッ! うぅ、んんんッ!」 「大丈夫、結構いけるよ」  大丈夫なんかじゃない。  後ろに他人を迎え入れるのは、久しぶりなのだ。  後膣が、裂ける心地がした。  本当に裂けて出血すれば、止めてくれたかもしれないのに。  稀一の使ったローションは質がいいらしく、無理にこじ挿れた稀一を奥へ奥へと進めて行った。 「痛、い。若宮さん、い、たい……ッ!」 「すぐに悦くなる」  ゆっくりと、稀一が腰をやり始めた。  

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