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第40話

「ひっ、せぃゃぁあああああ。はぁはっん。」 2度目の絶頂を迎えた俺。 「ええな。緋悠。 めっちゃ綺麗やで」 それをどこからか見ているセイ。 始めようかと不敵に笑ったセイに 目隠しをされ、 俺の息子の先端にローターを2つ 両乳首にローターを1つずつ付けられ 放置されている。 媚薬の効果と視界を塞がれた事で 聴覚と嗅覚と触覚が更に敏感になる セイの声が卑猥な音がセイの匂いがローターの振動、シーツの擦れ、手錠の締め付け その全てが何度も俺を高みへと連れて行く 「ひっ、あぁ。 やぁ!またぃくっ、ぁうああン。」 「そんなにローターえんか?」 「ゃっ、ち、ちゃうァん」 「何がちゃうんや? 俺のじゃないローターなんかでイキすぎ。 緋悠。悪い子には……よし。これでイけんな。」 「っえ。ぅう、やぁ!んぁ」 事もあろうにセイは再び絶頂を迎えそうになった 俺のブツの根元を手で縛った ほんまコイツ… 俺はどこでセイのスイッチを入れてしまったのだろうか。 普段のセイは俺に甘々で俺の意見を尊重して くれるのだが、スイッチが入りこうなったセイは、俺がいくら泣こうが喚こうがセイを拒絶しようがどんどん俺を追い込み落としていく。 セイの手で壊され セイにどんどん溺れていく様に。 これ以上セイに溺れたくないのに、 好きになったらダメなのに。 セイをこれ以上好きになる事が 底無し沼に落ちていくような 引き返せなくなりそうなこの感覚が セイ無しでは生きられなくなってしまいそうで ひどく、怖い。 でも今は、溺れてしまってもいいよね? 他の誰でもないセイがセイだから無性に欲しい。 「んぅっ、せ、ぃ。っふぅァ。」 「緋悠、イキたい?」 「うっんン。ぃ…きっい! あァ、イキたっぅい。」 「なら、」 目を覆っていた布が無くなり視界が明るくなり、 ローターの動きも止まった。 それと同時にセイが覆いかぶさって来たので視界にセイが広がる。 セイの目の奥にはギラギラと怪しく そして激しい炎がユラユラと揺れている 「イキたいって、イかせてって、俺がほしいって、俺に強請れよ。緋悠。」 セイの指が俺の唇に触れ 優しくそして厭らしく撫でられる あーもう。 スイッチ入ったセイには敵わない。 こんなに溺れさせられたら、 受け入れるしかないやん。 「はぁ…ンは。聖夜がほしっ、ぃ。 キて、っ聖夜ので…ぃイかせてっ!」 ローターによってイかされ続けて呼吸が乱れているが絶え絶えになりながらもセイに強請り、 拘束を解かれた腕を セイの首にまわし抱きつく 俺をトロトロにドロドロに快楽へと 溺れさして、俺をこんな風にして、 責任取れよ。 「緋悠様の望みのままに。 責任取ってやるから もっと俺に溺れて俺を欲しがれ」 これ以上俺を溺れさしてどうする気だよ…

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