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第三章・10
そんな少年たちに笑いかけるかのように女優は画面向こうから微笑み、さきほどまで擦っていたペニスを舌でぺろぺろと舐め始めた。
「すげえ、こんなことまでするのかよ!」
「汚くないのか?」
「風呂くらい、入ってるんだろう」
佐藤、野村、千葉は口々に言い合ったが、千尋は声を立てることもできずにいた。
最近では、風呂上がりに全裸でうろつくことのなくなった弦。
だが、以前のマッパを思い出し顔を赤くしていた。
あの時、ちらりと見た弦のものは、この男優と同じくらい立派だったのだ。
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