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第五章・15
「先輩……、お願い」
「仕方のないやつだ」
始めたのは自分のくせに、弦はそう言って笑うと千尋にもう一度キスをした。
キスをしながら、今度は直に千尋の乳頭に触れる。
さきほどから刺激を与え続けているので、すでに充分その存在を増している。
弦は唾液で指を濡らすと、その指先で乳首をぬるぬると弄った。
「はぁ……あ、あぁ。んっ、あぁ……」
キスをしながら片手で乳首をいじり、もう一方の手はすでに千尋の内股へ伸びている。
一度に三か所も責められては千尋ももう降参するしかなく、弦に服を脱がされるまま甘い息をついた。
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