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第6話
(来たッ!)
今日の獲物が、やって来た。
バカな奴。
僕のこと、男とも知らずにおシリなんか撫でちゃって……。
しかし、今回の男は少し勝手が違っていた。
じっくりゆっくり、味わうように撫でまわしてくる。
スカートの中のトランクスにも動じず、下の裾から指を這わせてくる。
ついに、男の手は海の前へと回された。
トランクスの中に手を入れ、指を伸ばし……。
(!?)
驚いたのは、海の方だった。
男の手は、しっかりと股間を包みこみ棒芯を擦りだしたのだ!
「ひッ」
やだ。
声が出ない。
焦る海の耳元に、男が唇を近づけて来た。
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