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第7話

「見るか?」  そこで佐々木は、白衣のポケットからスマホを出した。  透に差し出したそれには、美咲とキスしている自分の画像が写っていたのだ。 「なんで……!?」  スマホを再びポケットに収めると、佐々木はその場でぶらぶら歩きながら淡々と言った。 「お気に入りの望月を見かけたから、写真を撮ろうと思ったのさ。残念ながら、彼女とキスなんかしちゃったけどな」  こんな画像、消してもいいんだが、と佐々木の眼が光る。 「せっかくだから、取引しよう。今から私の言いなりにしなさい。そうしたら、削除してやる」

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