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第13話

 これから、どうなるんだろう。  何をされるんだろう。  そんな恐怖が、這い上がってくる。  それと同時に、快楽への期待も生まれ始めていた。  佐々木はポケットから、今度はチューブを取り出した。 「これはローションだ。解かるか?」 「いえ、知りません」 「林との今後のためにも、知っておけ」  美咲の名を聞いて、透は身をすくめた。  彼女に、この恥ずかしい現場を見られているような気がした。

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