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第13話
そんな声を黙らせたのは、やはり海斗だった。
「おい、煙消せ」
「お?」
「センセに感づかれると、ヤバいだろ」
渋々、煙草を消す男たち。
(やはり、この海斗とかいう男がリーダーか)
今は背後から犯されているので、彼の顔が見えない。
思い出すのは、さっきの切ない表情だ。
『はぁ、はぁ、すっげぇ、イイです……ッ!』
彼とのセックスを思い出すと、また感じてくる。
劣情を揉み消すため、尊は思いを巡らせた。
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