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第34話

「もう、もうダメ……。海斗、内に欲しい……ッ!」 「斎藤さん!?」  尊はすでに、三度放精していた。  それでも続く、海斗の責め。  衰えるどころか、どんどん速く激しくなってゆく。  これ以上は、無理。  もう、我慢できない! 「欲しい。熱いの、いっぱい……ッ!」  海斗は歓喜に震えた。  不良の俺の、手の届かないところにいた、斎藤さん。  その生徒会副会長が、こんな俺に、おねだりを!  海斗は、尊の腰をしっかりつかんで固定した。 「イキますよ、斎藤さん!」  奥へ。  さらに奥へ。  抉るように腰をやる、海斗。 「あぁあ! 海斗ッ! はぁああ!」 「斎藤さんッ!」  ついに海斗の精が、尊に注がれた。

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