7 / 32
第7話
「ケロタンは、僕のヒーローなんだ。心の支えなんだ!」
「へぇ」
「困っている魚や、泣いているおたまじゃくしに声をかけ、時には池の平和を守るため、戦うことだってあるんだ!」
「なるほど」
「そんな時、ケロタンは『ジャンピング・勇気!』って言うんだけどね! これが……」
「解った、もういい」
次第に熱を帯びて来た響を制し、豊は指を組んだ。
「描くよ、ケロタン」
「マジ!?」
「だけど、俺からも条件がある」
「僕、何でもするよ!」
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
7 / 32
ともだちにシェアしよう!