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第一章・22
「うっ、ぁぐっ、んううぅッ!」
口に突き入れられながら、玲は果てた。
秋也の掌に、その粘りのある淫液がとろりと溢れる。
秋也はそれを玲の後膣にたっぷりと塗り込み、自身のものにもなすりつけた。
そっと先端をあてがい、ゆっくりと挿入してゆく。
先ほど拓斗に充分馴らされていたこともあり、秋也のものは今度は巧く内に飲みこまれていった。
幾度か慎重に抜き差しを繰り返しながら、少しずつ動きを速める。
熱い玲の内壁の蠕動は、秋也を夢中にさせた。
ぐちゅぐちゅと内から漏れる濡れた音と、秋也が玲に腰を打ち付けた時の乾いた音が室内に響く。
切れ切れの艶めいた喘ぎ声が興奮に拍車をかける。
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