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第二章・28
指先で胸の尖りを転がし、つまみ、指腹で擦る。
そうしながら、片手を玲の昂ぶったペニスにのばし、自分のものと一緒に握り込んだ。
「いや! 拓斗、そんなこと!」
「いや、って言ってられんのも今のうちだって」
拓斗は、二つのものから溢れ出す体液を混ぜ合わせながら、ゆっくりと上下に動かした。
動くたびに擦れ、ぐちゅぐちゅといやらしい音が響く。
「ん、あッ! あぁ、ん。や。いや、いやぁ!」
「イヤか~? 俺はすっげぇ気持ちイイんだけど」
「いや……いや……ッ!」
「じゃあ、コレでどうよ?」
拓斗は手の動きを速めながら、指先をきつく玲の先端に押し込んだ。
「あああッ!」
吐精の昂ぶりが湧きあがってくる。
だが、もう一息というところで拓斗はそれを逸らすように愛撫の手を抜く。
秋也もそうだ。
体内に深く埋め込んだ指を蠢かせ、いたぶってくる割にはなかなかとどめを刺しに来ない。
玲はもう気が狂いそうだった。
絶え間ない快感。
焦らされる絶頂。
二人の男は、くすくすと笑いながらその体をいいように翻弄している。
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