ぐいぃっ、と拓斗の二本の指が奥深い所まで入ってきた。 　内壁を摺り、後孔を押し広げてくる拓斗の指の動きは、まるで玲をにやにやと笑っているかのようだ。 　顔は見えないが、解かる。拓斗の馬鹿。 　意地悪だが優しい秋也は膝立ちをして、玲が咥えやすいような姿勢をとってくれた。 　四つん這いになって、玲は秋也の分身を頬張った。 　棒心を思いきり舌で大きく舐め上げ、先端を唇で覆い細かくしゃぶる。 　唾液を摺りこむように、舌で刺激する。 　玲のたてるぴちゃりちゃぷりと濡れた音が、拓斗が後膣を弄るじゅぷりぐぷりという音に色を添える。 「はぁはぁ。んっ、ふ。ぅうん」 　夢中で施す玲の喘ぎが、秋也を、拓斗をどんどん昂ぶらせてゆく。 「美味いかよ、玲」 　拓斗の声は、ひどく上機嫌だ。 「上のお口は満足そうだな。でも、いいの？　下のお口は、指だけでいいの？」 「ぅんんぅ」 　すっかり猛々しくなった秋也の分身。 　玲の口の中で、脈打っている。 　あぁ、これが体の奥深くに入ってくるかと思うと。 　玲は熱い息を吐いた。