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第9話

「あ、あぁ。大原くんッ! もう……もう、ダメぇえ!」  自分で自分が情けない。  指だけで、もう3回もイッてしまった。 「戸川の身体、素直だな」  ぐちゅりぬぷりとローションを鳴らし、散々指で責め立てる祐太朗。  体が大きい分、指も太い。  それでも秀の後膣は、その指3本を呑み込み蠢いていた。 「挿れていいか?」 「え?」  事前に訊ねられるなんて、初めて。  どうしよう。  イヤだ、って言えば、赦してもらえるんだろうか。  指だけでもこんなに太くて長い。  その上、大原くんのペニスが挿入ってくるかと思うと……!

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