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第12話

 気が付くと、秀は我を忘れて乱れていた。 「あぁ! はっ、はッ、んあぁあ!」  涙が溢れ、唾液が糸を引く。  散々射精し、腰を振る。 「ヤだ。ぅあぁ! ひ、あぁん!」  脅されて、犯されてるはずなのに。  何でこんなに……、こんなにッ!  そんな熱の中、祐太朗の眩んだ声が聞こえた。 「中出ししても、いいか?」  夢中で、首を縦に振っていた。  欲しい。  大原くんの圧を、もっともっと感じたい! 「出すぞ」 「うッ、あ! あ、あぁ、んんあぁあ!」  大量の精を、秀は全身で受け止めた。

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