一度内で出したので、その体液で先程より良く滑る。 　首に回された圭の腕の力が抜けて、悲鳴に甘い響きが混じってきた。 「あぁッ、んぁ、ん。んぅ、ぁあん！」 　ゆっくりとした隼の動きに併せて、うっとりとした声があがる。 　ばら色の頬、潤んだ瞳、首に回された腕の温かさに酔った隼の腰は、ついつい早く激しくなった。 「あッ、あッ、あんッ！　はぁ、はぁ、んぁ、あぁああ！」 　勢いよく、隼の精が圭に渡された。 　抜かずに2発出すのは初めてだ。 　具合よく締め付けてくる圭の蠢きに、隼はしばらくそのまま余韻を味わった。