25 / 28
第25話
涙を零し喘ぐ圭にキスをして、そっと引き抜いた。
後膣から、白い精液が流れ出る。
もう一度キスをし、かすれた声で囁いた。
「気持ち、よかったか?」
「……うん」
これで風邪は治るよね、と小さな声で訴えてきた圭に、隼はにっこり頷いた。
なんて可愛い。
なんて愛おしい。
もう、二度と離したくなかった。
誰にも渡したくなくなった。
「この治療は、ほかの誰にもやらせるなよ?」
「うん」
いい子だ、と隼は圭の髪を撫でた。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
25 / 28
ともだちにシェアしよう!