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第四章・26
「さぁ、僕は二度寝~♪」
衛の馬鹿。
体中痛くてだるいのは、僕だって同じなんだから!
散々遊ばれ弄られたこの身体、思い出すと今でも顔が赤くなる。
そして。
「ちょ、やだ。何で? 何で、何で?」
思い出すと、途端に下半身が疼きだす。
まだ欲しい、もっと欲しいと体の中心がどんどん硬くなってゆく。
「あぁ、もう! 衛の馬鹿! ドスケベ! 変態おやじ!」
自分で抜いてしまおうか、いやそれはちょっと癪だし、などと悶々としながら、陽は淋しい留守番を味わう事となった。
そして、衛は。
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