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第四章・25
翌日。
陽は非番だが、衛には職務が待っている。
「さすがに頑張り過ぎた翌朝は、体にこたえる」
伸びをし、腰をげんこつでトントンと叩いて見せる彼の姿に、陽は寝ぼけたまま栄養ドリンクを突き出した。
「オジイサンみたいなこと言ってないで、さっさと出勤しなよ」
「つれないなぁ」
昨夜のドSな態度はどこへやら、衛はすっかり色あせた風体でドリンクを飲みながら出かけて行った。
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