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第1話
※受けがハードな調教を受けます。合意ではありません。苦手な方は読まないでください。まちがえて読んでも苦情は受け付けません※
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広い屋敷の一室に入り、静かな部屋を移動する。
どんなに仕事が忙しくても、必ず此処 へと戻って来るのは愛してやまない存在が……帰りを待っているからだ。
「ただいま、圭太」
一つ奥、寝室のドアを開いて告げると、真っ暗になった部屋の中、ピクリと動く小さな影にゆっくり和斗は歩み寄る。
明かりを点け、近くまで行くと微かなモーター音が響くから、どうやら出掛けに替えておいた電池は切れていないらしい。
「いい子にしてたみたいだな」
寝室の端に設置してある檻の外から声を掛けると、ゆっくり顔を上げた圭太が、這うようにしてこちらへ来る。
柵の間から手を差し込んで頭を軽く撫でてやると、潤んだ大きな瞳で何かを訴えるように見つめてきた。
「………」
苦しそうに息を詰めながら、『とって』の形に唇が動き、「何を?」と殊更 優しく問うと、泣きそうに顔を歪めた圭太がゆっくり身体を回転させ、尻をこちらに突き出すような体勢を取り、か細い身体を震わせる。
「ああ、トイレに行きたいのかな?」
圭太は服を着ていない。
自らの着けた貞操帯を指でトンと軽くつつくと、身体を淫らにくねらせながら何度も何度も頷いた。
「いいよ。出ておいで」
言いながら鍵を開けてやると、おずおず中から這い出して来る。
四つ足で歩くようにと厳しく身体に教え込んだから、立ち上がったりはもうしない。
「出したいのはどっち? 前? 後ろ? それとも……精液が出したい?」
アナル深くに挿さったバイブに苛まれ続け、上気した顔が可愛くて……額に一つキスを落とすと、伏せられている睫毛が揺れて、ポタリと雫が絨毯に落ちた。
「ほら、教えて?」
「………」
唇が小さく動く。
答えなんて分かっているが、こうして自分で言わせることで、艶が更に増す事を……彼自身は知っているのか?
「おしっこも、出したいんだろう?」
『せいえき』と動いた唇を人差指でなぞっていくと、頷いた圭太の頬と身体がさらに紅くなる。
いつ見ても、初めてのように恥じらう圭太の姿を見て、満足した和斗は彼の膝に取付けるサポーターと、首輪に繋ぐ為のリードをテーブル上から手に取った。
「圭太も、久しぶりに外の空気吸いたいよな」
ニッコリと笑みを向けて告げると、精一杯の反抗だろうか僅かに首を横に振る。
「素直じゃ無い子には……何が必要なんだっけ?」
顎を軽く指で掴み、装着された首輪にリードを繋ぎながら囁くと、怯えたように震えた圭太は何度も首を縦に振った。
「じゃあ、行こうか」
秘密がどこから漏れるかなんて、分からないから外に出る時は細心の注意を払う。自分の屋敷の庭でさえ、何処 から盗撮されてしまうか分からない状況だから、周りには高い建物の無い郊外を選んで建てた。
まあ、例え知られてしまったところでどうにでもなる地位なのだが、これが親族に知られたら……足を引っ張る材料にはなる。
「ほら、おいで」
幸 いなことに今日は満月。灯りが無くても外を歩くのに支障の無い程度に明るい。
玄関を開けてリードを引けば、ノロノロと這う圭太の姿に眦 を細め和斗は微笑み、背後に回って貞操帯に押さえ込まれたバイブをグッと捻じ込んだ。
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