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sky high / id

 ふと空を見上げれば 雲のない 真青な一面が広がり  呑み込まれそうな幻覚に 堕ちて 頭が痛い  東の方角から隠れることができない太陽が 人を刺し  求めてもいない 光と陰を生み出して ああ苛つく  手を広げて風を受け止めようとか  顔を上げて大きく息をしようとか  そんなの要らないって思う僕は「歪んでる」のか?  容赦なく太陽に包まれる世界は 「幸せ」だと笑わなきゃいけないルールに強いられて  それがとても苦しくて 生きにくいのは 僕が「悪」だから  独りがいい 独りがいい 独りじゃなきゃ  ふと水面をおろせば 鏡のように透明が真青を映していて  沈んでしまいそうな絶望を 思い 心がつらい  西の茜色が間もなく夜空を告げていて  最後の影が 水面に生まれていて ああ見たくない  手を広げて風を受け止めようとか  顔を上げて大きく息をしようとか  そんなの要らないって思う僕は「歪んで」しまった  待つことが駄目で抗えない世界は  受け止め抱きしめなきゃいけないルールを強いられて  みんなが生きにくそうで僕は泣いたけど  嗤われたよ 蔑まれたよ 群れのせいで  容赦なく太陽に包まれる世界は 「幸せ」だと笑わなきゃいけないルールに強いられて  それがとても苦しくて 生きにくいのは 僕が「悪」だから  独りがいい   独りがいい   独りがいい

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