9 / 35

第9話

 先漏れの体液が先端を濡らし、いやらしく光っている。  ナハトは上体を倒し、塁のそれを美味そうに舐めた。 「ふっ……う!」  体をかがめた分、体内のペニスがさらに奥深くを嬲る。  塁は、ついに射精してしまった。 「う、あぁあ……」  腹の上に、どろどろと流れ落ちる精液。  生温かいそれを、ナハトは長い舌を伸ばして舐め喰らった。 「美味い」  丁寧に、塁の精をきれいに舐めとってゆくナハト。 (やばい、こいつ……。やっぱ、気持ち悪い)  不意をついて、今度はナハトが塁の内に射精した。 「んあぁッ!」  凍えるように冷たい精液だ。  それが、塁の体内の隅まで染み入ってゆく気分だ。

ともだちにシェアしよう!