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第24話

 溶けてしまうほど胸の乳首を長い事舐め、吸い、食んでいた巽。 「あぁ、んっ。はぁ、はぁ、あぁ……」  廉は痺れてゆく思考の中で、マスターの面影を巽に映していた。  解ってる。  それが、どれだけ巽にとって惨いことか。  僕を愛していると言ってくれた、巽。  マスターの影を振り切り、巽に応えてあげるには……。 「もっと」 「ん?」 「もっと、激しく。強く抱いて、巽」  何も考えられなくなるように。 「解ったよ、廉」  キッチンから拝借したオリーブオイルを二人の秘所に塗り、巽は廉に押し挿った。

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