42 / 127
第四章・4
「要人、実は……」
いいんだ、と要人は明るく微笑んだ。
「来年は、優希からもプレゼントがもらえると嬉しいな」
あとは、優希が黙って下を向いてしまったので、要人はその話はそれまでで切り上げた。
プレゼントを準備していなかった事を、気まずく思っているに違いない優希。
そんな彼を、つつきまわすような事は控えた。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
42 / 127
ともだちにシェアしよう!