25 / 32
第25話
「お前、本気で俺の性奴隷なんて思ってるのか」
「……」
違うのか?
毎日毎日人を犯しておいて、違うとでも言うのか?
心の中で、葵はそう答えていた。
口に出さなかったのは、綜大がやけに悲しそうな表情だったからだ。
彼には何か、他の考えがあるんだろう。
「俺、結構傷ついて。ずっと布団被って寝てた」
「嘘!」
学校を3日休むほど、傷ついたのか!?
「俺は、お前のこと。……恋人だと思ってたから」
「ええええッ!?」
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
25 / 32
ともだちにシェアしよう!