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第26話
マグロ……。
私はマグロ……。
タイセイヨウクロマグロ、クロマグロ、メバチ、ミナミマグロ、キハダ、コシナガ、ビンナガ、タイセイヨウマグロ……。
「何をぶつぶつ言ってるんだ」
「マグロ? そっか、マグロね♪」
さんざん弄られ色を増し、トロのような赤になってしまったアロイヴの乳輪を、エルは音をたててちゅっちゅと吸った。
「ちッ、違う! エル、そういう意味じゃ……あぁッ! ルカ、スッ……!」
なるほど、とルカスまでもが胸を責めるのだ。
エルは強く吸いついてしゃぶり、ルカスはいやらしく舐めまわしてねぶる。
左右で違う刺激を受けて、アロイヴの腰は次第に波打ち始めた。
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