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14-7
……高校時代は夜の街を闊歩してた、複数のセフレだっていた志摩センセェが。
……まだまだ未熟な俺の手に感じてくれている。
嬉しい。
もっと感じてほしい。
俺で気持ちよくなってほしい。
「岬」
遠慮がちだった岬の手がボクサーパンツの内側に滑り込んできて、志摩は、ちょっとだけ目を見張らせた。
柔らかくない、華奢じゃない、しっかりした骨格の手が直にペニスに触れる。
五指が絡みつき、ぎこちなく包み込まれて、上下に撫で擦られる。
「……センセェの、すげぇ、熱い……」
まるで自分がされているように、切なげに吊り目を潤ませて表情を溶かしている岬に志摩は煽られた。
「……許可もとらないでパンツの中に手なんか突っ込んできて、スケべ反抗期ちゃん、本番前でもうタガが外れましたか」
「……」
「ッ、いたた……俺の、もぎ取るつもりですか……」
岬は志摩をぎゅっと握り締めた。
大袈裟に痛がる志摩本体を無視し、ボクサーパンツを押し上げていた熱源を外気に取り出すと、ガンを飛ばすような目つきで直視した。
「そのスケべ反抗期ちゃんよりもおっ勃ってるクセに……余裕ぶってんじゃねぇよ……」
熟れきって艶やかに色づく頂き。
ドミナントの猛々しい雄の象徴。
「……濡れてる……」
志摩の脈動を感じ取っていた掌が離れていく。
彼の先走りで温む指先を半開きの目で見つめ、そして、岬は迷うことなく唇へ。
「……センセェって、こんな味がするんだな……」
志摩は目の前で自分自身の雫を吸い上げた岬に強烈な渇きを覚えた。
薄闇に濡れ光る唇に欲望任せに口づける。
おっかなびっくり差し出された舌を絡めとり、不規則に淫らに擦り合わせ、不埒に糸引く摩擦に耽った。
引っ切り無しに紡がれる水音。
歯列の裏まで舌尖が這い、口内に注ぎ込まれる刺激に伏し目がちに陶然となっていた岬は、不意に吊り目を見開かせた。
硬く膨れ上がったペニスの頂きに亀裂をなぞられた。
肉襞を割られ、じれったいスローテンポで上下に何回も、クリトリスまで擦り上げられて下半身が貪欲に疼いた。
「あ……志摩センセェ……」
蜜孔から溢れていた愛液を掬い、先端に馴染ませ、志摩はそっと入り口にあてがった。
柔らかく温かなインサバスの蜜の巣に我が身を捧げていった。
「はぁ……」
岬が一年生の頃から長い年月をかけて綴ってきた前戯の果ての交わりに、淫魔教師は、ため息まじりに感嘆する。
「お前のナカで生まれ変わってく気分だ」
隔世遺伝のドミナントに純潔を捧げた岬は見惚れた。
獣性すら感じられる飢えた目つきで自分を見下ろす、蜜孔の内側で熱源を勇ましく息づかせる、誰よりも一番大好きな担任教師に再び心を奪われた。
「もっと奥まで」
滾ってやまないペニスが深々と突き立てられていく。
「力任せに暴いてみたい」
捧げられた供物を抱き込もうと、牙を剥くように、狂おしいまでに蜜孔の締めつけは加速する。
「突いて、揺さぶって、この奥にまで注ぎ込んでみたい」
以前、岬に目隠しをしたときに交わした会話をなぞって、息も切れ切れに喘ぐヤンキー淫魔に志摩は打ち明けた。
「お前への欲望を全開にして抱き尽くしたいよ、岬」
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