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第108話 R18
「はぁはぁ…芳村……後孔だけで逝けたな…はぁはぁはぁ」
「言うな‼︎ はぁはぁはぁ…」
頬を染め目が潤んだ顔で、そんな事言っても全然俺には効かないっつーの。
「芳村も後孔で逝けたし、これでこれからも楽しめるな⁉︎」
「……これからって?もう終わりだろ?……嘘だよな⁉︎……その目……嘘って言ってくれ! マジで、体が保たないって~~」
俺がニヤニヤ…してた様子を見て、何か不遜な空気を感じたようだ。
「え~~何?俺、別に何も言ってないけど~。芳村が期待してんなら俺も期待に応えないと…な」
芳村の後孔に挿れたままの俺のモノをクイックイッ…数回腰を振った。
「う.嘘~~! 本当に無理だって」
「無理かどうかはヤッテみないと解んねぇ~じゃん。俺は最初から1回で終わるつもりなかったし~」
「最初っから?」
「そっ! 芳村とこうやって2人っきりで居られるのってなかなか無いからな。俺の愛の深さを体にも教えてやろうと思ってな。頑張りまーす‼︎」
「頑張らなくて良い!」
「もう何も聞こえませーん!」
芳村にチュッとキスし、上体を起こし腰を持ち本格的に腰を揺らした。
グヂュグヂュグヂュ…ヌチャヌチャヌチャ…ズブズブズブ…ズリュズリュズリュ…ズンズンズン……グヂュグヂュグヂュ……
「うう…また…ぁあ…ん」
「俺が出した精液ですんげぇ~滑りが良い、気持ち良い~~。ヌチャヌチャ…やらしい音してんの聞こえるだろ?うう…くう」
「ぁ…んぁ……言う…な…すごっ…ぁあ」
芳村の両足を肩に掛け腰を持ちガンガン…突き上げた。
「ひぃ…ぐっ…ぁう…い…いい…ふか…ぃ」
「俺もすげぇ良い~~。俺のデカさを覚えて後孔が蠕動し畝り締め付けてくる! ヤバい!…感じるっ!」
グヂュグヂュグヂュ…ズブズブズブ…ガツガツガツ…グッグッグッ…ズブズブズブ……
「かいど…くう…はげし…ぁう…うぅ…ぁあ」
片足を下ろし、その太腿に跨り片足を担ぎ上げたまま更に腰を振り続けた。
挿れる角度が変わり、更に密着し俺のモノに快感が走った。
「ぐっ…こんな体勢…ああ…海堂のが…ぁ…感じ…ああ…う…ん…すごっ…すごっ…ああ」
「はぁはぁ…俺もすげぇ良い~…奥まで届くぅ…ぐっ…」
ズブズブズブ…ガツガツガツ…ズンズンズン……
俺のモノで後孔の最奥としこりを何度も突き挿れ後孔は蠕動し本能で締め付けてくる。
芳村自身は無意識だろうが、どんどん具合が良くなる芳村の後孔は貪欲に快感を求め俺の方が翻弄されちまう。
男を知ったばかりで……くそぉ~~良過ぎだろ⁉︎
「くう…ぁあ…また…くる…くる…あああ…出るぅ…ぁ…逝くう…うっ…あ…んむぅ…うっ」
逝った芳村からは少量の白濁が腹を濡らした。
もう後孔だけで、逝く事を覚えた…か。
俺のモノで逝かせた!
逝った衝撃で後孔はギュッと締まり俺のモノを絞り出す動きを感じ、俺も抗わずに腰の振りを激しくし、そのまま体を震わせ後孔にグッと腰を押し付け最奥に突き挿れ白濁を放った。
「あっ! 出て…ぁ…あつっ…うっ」
中に放った白濁にも感じ小さな喘ぎに出し終わったと思った俺のモノからまた少量の白濁がダラっと出た。
「はぁはぁ…すげぇ~~良かった…はぁはぁはぁ」
肩に担ぎ上げた足を下ろし、俺は惚けてる芳村を抱きしめた。
「はぁはぁはぁ……」
何も言わずに、俺の背中に片手を乗せ荒い息を整える芳村に愛しさが溢れる。
先に、動いたのは俺だった。
芳村の顔を見つめ、そして静かに顔を近づけ半開きの唇にキスした。
チュッ!
惚けてた芳村はやっとハッと気が付き小言が始まった。
「……海堂。2回も立て続けに…体が保たないって言ったよな?はあ~疲れた~~。幾ら、体力バカだからってヤリ過ぎだろ?今日だけで3回だぞ」
チュッ…チュッチュッ…
俺は頬や額、そして煩い口にも何度もキスし塞ぎ口封じをした。
「か.海堂~」
「ごめんな~~、我慢出来なかった。だってよぉ~好きな相手が目の前に居て我慢出来る訳ないじゃん。そう怒るなって…な?疲れたなら、このまま浴室に連れて行くからシャワー浴びようぜ」
「……抜けよ」
「このまま行く‼︎ 芳村の中にたくさん出したからな。ほら、捕まれ」
芳村の手を強引に首に回し、俺は後孔に挿れたまま「ヨッコラショッ!」と声を出し、芳村を抱き上げベットを下りた。
俺の腰に足を回し首に手を回し、必死にしがみつく芳村の尻を持ち揉みながらズンズン…浴室まで歩く。
「落ちる…落ちるぅ」
しがみつく芳村が可愛く、わざとユッサユッサ…振動させ歩くと、挿れたままの俺のモノが刺激を受け少しずつ硬度が増す。
さっき小言言ってたしなぁ~。
無理か?
いや、やっちまえばこっちのもんだ!
半分開き直り、わざと体勢を立て直す振りをし、芳村の体を持ち上げ抱え直す。
ズリュズリュ…ズン!
「ああ…海堂ぅ…ぅあぁ…」
仰け反る体をしっかり抱え
「危ねぇ~。もう少しで浴室だ。落とさないから安心しろ」
ゆっくり揺さ振りながら歩き、振動で後孔が感じてるようだ。
俺は芳村の小さな喘ぎは気付かない振りでユッサユッサ…歩き辛い風を装い、ゆっくり時間掛け浴室に向かった。
小刻みに自然と出し入れする俺のモノに後孔が感じ、ギュッと締め付けてくる。
このまま思いっきり揺さ振りてぇ~~。
んで、下から突いて突いて突きまくりてぇ~~。
心の中の横島な思いに、まだ半勃ちの俺のモノをどうするか考えてた。
芳村を抱えたまま浴室に入り
「ぁ…ぁん…おろせ…んん」
「芳村、感じてんの?」
浴室の壁に、芳村の背中をつけ尻を揉みながらさり気なく腰を揺らす。
「感じて…ない…ぁあ…下ろして…」
「ふ~ん⁉︎じゃあ、これ何?」
俺の腹で擦れてたんだろう芳村のモノも半勃ちになってる。
芳村に解らせる為に、まだ半勃ちの芳村のモノに手を掛け軽く扱く。
「うう…海堂っ…だめだ……くっ…ぁあ」
片手を離して、落ちないようにがっちり片手で尻を持ち壁に押し付けた。
シコシコ…シュッシュッシュッ…シコシコ……
扱く手に合わせ腰を揺らす。
その気になってきた…か⁉︎
俺は腰を揺らし、下からの突き上げを開始した。
浴室には芳村の喘ぐ声といやらしい音が響いてた
結局、朝1回.夜に3回と ‘今日は寝かせない’ と宣言した通り、ベットで寝たのは夜もだいぶ更けてた。
芳村は疲れ果て、ベットでなすがままに俺に抱きしめられ小言を言う事も出来ず「…もう精も根も…尽き果てた」とだけ独り言のように言い目を閉じた。
小言や怒らなかった芳村は相当疲れてたんだろう
明日…言われるんだろうな。
休む暇も与えずに、殆ど抜かずの3発で自分でもこんなに性欲強かったか⁉︎と思う程だ。
それもこれも相手が芳村だからだ!
腕枕し、抱きしめる俺の胸に顔を埋め静かに寝息を立てる芳村の片手が俺の背中に回ってる。
愛しさが溢れる‼︎
あと残り1日だ。
芳村の計らいで、本来は2日には帰る予定が3日の午後まで一緒に居られる。
明日はたぶん起きれないだろうな。
小言を言われ、俺が宥めて弱気な態度で反省してる風を装い接すれば、芳村は「仕方ない!」と言って必ず許すに決まってる。
芳村の性格なら、そうするはずだ。
明日からの対策を考え、抱き着く芳村を愛おしく思いながら抱きしめ俺も眠った。
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