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第一章・25
絶え間ない喘ぎと、甘い声。
それでも我慢して、押し殺している昴。
しかし体は正直なもので、暁斗の掌や指先が彼の性器を弄るたびに、ひくりとその身を反らせては啼いた。
「んあッ! あ、あぁ、やッ!」
「……」
黙々と、その美しい白い体を暁斗は味わっていた。
掌で滑らかな内股を撫でさすると、ぞくぞくと震えが来る。
なんて心地よい。
極上の、絹の手触りだ。
両の脚を大きく広げさせて、まだ誰も触れた事のない薄紅の蕾に指を這わせた。
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