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第四章・17
「やぁあ! んッ、あ、あぁッ! あッ、あッ、はぁ、はぁあッ、あッあぁ!」
体内の腹側にある、敏感な部分を執拗に責められる。
哀れな昴は、暁斗にいいように翻弄され、嬲りまわされ悶えて跳ねる。
あまりの興奮と悦楽から逃げ出そうと、腰を退く。
だが、しっかりと掴まれた体を動かすことはできずに、ただ暁斗に穿たれるを受け入れるしかない。
「ぃ、やぁッ! あッ、あ、き。暁斗ッ!」
「どうです、悦いですか?」
「ッく。ば、バカッ! 暁斗、の、バカァアッ!」
暁斗が腰をやるたびに、ぶちゅッくちゅッといやらしい音が接合部から聴こえてくる。
昴はそれを聴くだけでもう耳が火照り、いてもたってもおられずもがく。
だが、もがいてももがいても、押さえ込まれる。
許されるのは、はしたない声を上げる事だけ。
散々啼かされ、喘がされ、やがて、下半身がまるで自分のものではないかのように震え引き攣った。
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