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第六章・15
「あ、暁斗ッ。あッ、あッ、あぁああ!」
びゅるっ、と勢いよく昴が射精した。
暁斗はすばやくその精を手にすくうと、後膣になすり込んだ。
ぐちゅり、ぐちゅりと水音が鳴る。
自らの精で潤った昴の菊蕾は、滑らかに暁斗を呑み込み始めた。
「もう一回、イッてもいいですよ。ちゃんと気持ちよくしてやりますから」
「うぅ……暁斗……、ぅんッ! あ、あんッ!」
先程の丁寧な腰突きとは違う激しく速いストライドは、昴の内を散々擦った。
「んっ、んッ、んぅっ、ふぅッ」
暁斗が奥の奥まで擦ってくる。突いてくる。
昴の頭の中は、次第に真っ白になっていった。
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